あなたのモバイル端末からSafecastが計測した日本全国だけでなく、世界中の放射線測定結果を見ることができます。また、ガイガーカウンターやシンチレーションカウンターといったあなたが持っている機器を使って測定を行うための完全なツールセットを提供します。
(注意:ガイガーカウンター、シンチレーションカウンターはアプリには含まれていません)
バーチャルガイガーカウンターとしてアプリの機能を使うことで すぐそばで測定した放射線量を表示させながら地図上のあなたの位置を見ることができます。
Safecastのすべてのデータセットだけでなく、下記のあらゆる情報源からデータをブラウズできます。
* The US Department of Energy / NNSA
(アメリカ合衆国エネルギー省・国家核安全保障局)
* USGS and Canadian Geological Survey
(アメリカ地質調査所 およびカナダ地質調査所)
* US EPA
(アメリカ環境保護庁)
これらのデータは2011年3月11日の「福島原発事故」後の福島を中心とした広範囲にわたる国内の測定結果と、北米大陸のほぼすべてにわたる空間(線量)データ、またそれ以外の世界中のデータも含んでいます。日本におけるセシウム同位体の分布および米国における自然発生的な高濃度ウランの情報も含んでいます。
仮想化ツールを使うことで地図の背景や色を変更することができ、複数の測定値をコントラストをつけてみることができます。ビュー(表示)をカスタマイズすることが可能で、あなたの周りで自然放射線や人工由来の放射線がどこでどれくらいの数値なのかを可視化できるようになっています。
加えて、このアプリはクリックカウンターとマルチチャンネルアナライザーの機能を備えています。
クリックカウンター機能を使うことで、アプリと接続された(ライン入力ケーブルでの接続を推奨)ガイガーカウンターを連動させることができ、どのようなシンプルな機器でもディスプレイとして線量率が表示可能となります。
ソフトウェアベースのMCAを使うことで ガンマ線のスペクトル(エネルギー分析)や同位体同定(核種確認)をシンチレーションカウンターを用いて行うことができます。IAEA推奨の208核種に対応した完全なガンマ線エネルギーテーブルも含まれています。
(ソフトウェアの更なる変更とエネルギーキャリブレーションのためのテストソースが必要です。)
あなたの測定した結果は記録され、マップ上に表示されます。もしくはCSVファイルの形式でメールに添付して共有したり、エクスポートができます。
最後に、はあなたの測定した結果を測定データとしてSafecastに送り返すことができ、多くの人たちとシェアすることで貢献もできます。
Safecastについて
Safecastは放射線測定データを集め共有する世界中にひろがる測定ネットワークです。
私たちの住む環境についてデータを提供することで人々の力となることを目的としています。
*このアプリを使ってSafecastにデータを提供するためには、http://api.safecast.org でアカウント(無料)を作成してください。